マーケティングの処方箋 第20回 「2016年新刊書の刊行にあたって」
第20.回は「2016年新刊書の刊行にあたって」と題しまして、2016年4月に刊行になったマーケティング・サイエンスの実践活動をまとめた著書について、この著書の刊行に至った経緯などを朝野先生から紹介して頂きます。
マーケティングの処方箋 第19回 「マーケティング・サイエンス3冊の本」
第19回は「マーケティング・サイエンス3冊の本」と題しまして、マーケティング・サイエンスの最先端を学びたいとお考えの方々のために、朝野先生から優良図書を推薦して頂きます。
第18回は「消費者金融の処方箋」と題しまして、消費者金融のマーケティング課題に対して、どのようにして処方箋が生み出されるのか、具体的な事例についてお話頂きます。
マーケティングの処方箋 第17回 「ビッグデータの活かし方・使い方」
第17回は「ビッグデータの使い方・活かし方」と題しまして、最近ビジネス界で脚光を浴びて期待が高まっているのがビッグデータについて、新しく上梓された本の意図と共にお話頂きます。
マーケティングの処方箋 第16回 「マーケティングと距離 後編」
第16回は「マーケティングと距離 後編」と題しまして、距離の解釈やマーケティングへの応用についてお話頂きます。
マーケティングの処方箋 第15回 「マーケティングと距離 前編」
第15回は「マーケティングと距離 前編」と題しまして、まずは様々な距離についてお話頂きます。
マーケティングの処方箋 第14回 「空間的なイメージと市場理解」
第14回は「空間的なイメージと市場理解」と題しまして、空間座標や座標の変換のような幾何学的視点と市場理解について、話を伺いました。
マーケティングの処方箋 第13回 「コンジョイント分析導入にあたっての紛糾」
第13回は「コンジョイント分析導入にあたっての紛糾」と題しまして、コンジョイント分析を日本に導入から普及に至るまで、体験談をベースとしてどの様な問題や議論が起きていたか、ご紹介頂きます。
マーケティングの処方箋 新春特別号 「2012年の回顧と2013年に向けて」
第12回(新春特別号)は「2012年の回顧と2013年に向けて」と題しまして、2012年の記事の総括と2013年に向けての抱負を市場調査クリニック主宰の村山幹朗氏(株式会社コレクシア 代表取締役)と対談しました。
マーケティングの処方箋 第11回 「リサーチ技法にも棚卸が必要」
第11回は「リサーチ技法にも棚卸が必要」と題しまして、過去に生み出された様々なリサーチの理論や技法について、振り返りを行ないます。
第10回はSEM(Structural Equation Modeling、構造方程式モデリング)の話をします。SEMはマーケティングで最近話題になることが多い数理統計手法です。その着眼点は違うものの共分散構造分析も同義語として用いられています。さて、SEMはなぜ必要なのでしょうか? SEMは産業界で本当に使われているのでしょうか? SEMにはどういう解き方があるのでしょうか?まだSEMを使ったことがない方の疑問にお答えします。
マーケティングの処方箋 第9回 「決定木~タンジブルなセグメント~」
第9回はマーケット・セグメンテーションの話をします。セグメンテーションには2つの異なるアプローチがあるという話題から、タンジブルなセグメンテーションを可能にする決定木までご紹介頂きます。
マーケティングの処方箋 第8回 「大きいことは良いことか-市場反応モデル」
市場反応モデルというのは広告、販売促進、価格戦略などのマーケティング変数を説明変数にして、商品の売り上げや販売シェアを予測するためのモデルをさします。
マーケティング活動を複数組み合わせて実施するのは通常のことで、それをマーケティング・ミックス(marketing
mix)といいます。企業のマーケターとしては、自社のマーケティング・ミックスの効果を予測したいし、活動後には効果を測定したいのは当然です。ではど
のようにモデルビルディングをしたらよいのでしょうか?というのが今回の話題です。
この数か月マーケティング・モデルの誤りと誤解について批判を続けてきましたので、今回は気分をかえて読書の話です。
朝野先生が仰るに、よいデータ・アナリストになるためには(1)よい本、(2)よい仲間、(3)よい仕事、の3条件が必要だとされています。どの条件も人によって受け止め方は様々ですが、(1)については、それならどんな本がよいのか?そしてその本をどういう気構えで読めばよいのか。そこで今月は朝野先生のおすすめ本と読書のスタイルを紹介をしていただきます。
マーケティングの処方箋 第6回 「社会とマーケティングモデル」
第6回はマーケティングモデルの実社会への導入についての話です。そもそもモデルなんて実社会に関係ないのでは?と疑う人がいるかもしれません。ところが実際には、事業の死活を制するほどビジネスに深くかかわったモデルがあります。それがアメリカのハフ(David Huff)が提唱したハフモデル(※)です。とかく数式で記述されたモデルは科学的で厳密だと信じられがちですが、それは誤解です。ハフモデルは政治の圧力や経済問題と無縁ではなかったことについて、ご紹介します。
※ハフモデルとは、「消費者が選択可能な複数の店舗の中から、ある店舗に買い物に出向く確率」を算出し、集客力を予測するためのモデルです。
消費者がビールのブランドを選ぶのも、AKB48の総選挙で誰に投票するかを決めるのも質的な選択です。文系に進むか理系にするか、やりたい仕事は?も同じです。いずれも肉を何グラム買いたいとか、もし高かったら量を減らそうというような量目の加減で折り合える問題ではありません。このような「質的な選択」について、第5回ではご紹介します。
マーケティングの処方箋 第4回 「プロスペクト理論と価格戦略」
宝くじや投資、または商店街の福引などで、もうかる「見込み」のことをプロスペクトと言います。このような、不確実な状況下で人々はどのように決定を行うのかをモデル化した「プロスペクト理論」について、第4回ではご紹介します。
マーケティングの処方箋 第3回 「経済学と心理学のリサーチへの貢献」
マーケティングリサーチの理論と方法の大部分は、統計学、社会科学、生物学など外部の学問から取り入れたものが多くあります。とりわけマーケティング・リサーチおよびマーケティング・サイエンスがお世話になっているのが行動経済学と質的選択です。第3回からは全3回にわたって、行動経済学と質的選択とリサーチについてご紹介します。
マーケティングの処方箋 第2回 「モデルはなぜ必要か?ロジャースとバースを対比して」
「マーケティングの処方箋」第2回は、「モデル」はなぜ必要かについて、Rogersの「イノベーションの普及理論」とBassによる「バースモデル」という、新製品が市場に普及する過程を表す考え方の対比から論じます。
マーケティングの処方箋 第1回 「マーケティングサイエンス」
第1回は、マーケティング活動を支える学問、「マーケティングサイエンス」とは何かを多摩大学教授 朝野煕彦先生とのインタビューを通してご紹介します。
朝野 煕彦?(あさの ひろひこ)
1969年、千葉大学文理学部卒業後、マーケティング・リサーチの企業に就職し、コンサルティング業務を行う。1980年、埼玉大学大学院修了。その後、筑波大学特別研究員、専修大学教授を経て、東京都立大学、首都大学東京教授を歴任する。現在、多摩大学大学院客員教授。日本マーケティング・サイエンス学会論文誌編集委員。日本行動計量学会理事。著書は「最新マーケティング・サイエンスの基礎」(講談社)など多数。